Picnic at Xamoschi Rock

58歳無職おじさんの大学再受験日記

敗戦の弁

出願していた私立の音楽大学から不合格の通知が届きました。速達郵便で発表日当日に届いたのですが、合格していれば手続き関係の書類が同封されるので、紙一枚の中身で開封前に結果を察してしまいました。

正直、共通テストの得点だけで合格ラインを超えていたので、何とかなるだろうと思っていましたが、調子に乗ってSSW専攻を選択したにもかかわらず58歳で音楽スキルが皆無であること、それが実演で露呈したこと、願書の主なコンテスト受賞歴に「イントロクイズナイト優勝」と書いてしまったこと(イントロクイズの経験で音大に入るのが目的の一つである以上書かないわけにはいかない)、などなど冷静になると合格するはずはないなと我に帰りました。

一年間のがんばりが徒労に終わりましたが、というほどがんばらなかったのが敗因です。来年こそ元々の志望校目指して本気で頑張る所存です。その際には、今回不合格だった大学も併願します。

プランB

前述のとおり、共通テストの結果で志望校への出願は無理な状況となった。来年に向けて頑張るしかないのだが、今期に今の自分で入ることのできる他の国公立な私立の音楽大学があるか調べてみた。

昔も今もクラシック界への入口であるところが多いが、ポピュラー音楽についても学べるところも増えてきているようだ。それは、生徒獲得のための生き残り策であろうし、有力な客層として私のようなシルバー世代を歓迎するところもある。しかし、当たり前だが歌なり楽器演奏なりを指導するところばかりで、ポピュラー音楽の理論や歴史を学べるところは少ない。私を受け入れてくれそうなところの資料を取り寄せてみて、1校だけカリキュラムがフィットしそうな学校を見つけた。また、当該校の入試なら私でも合格する可能性がわずかにありそうだ。

その学科の関係者の方がインタビューで語る記事を読む機会があり、自分の関心分野も学べることが確認できた。そして今日その学校を訪問し(部外者は入れない時期で外から雰囲気だけを感じ取った)、とにかく受験して「イントロクイズで音大に入る計画2024」の落としどころとすることに決めた。

共通テスト自己採点結果

社会(現代社会)81点

国語 131点

英語(リーディング)50点(リスニング)58点

→志望校傾斜配点103点

合計 315点

満点500点の63%しか取れませんでした。古文漢文を放置してしまったこと、単純に文字数単語数が増えている英語リーディングを時間配分を考えずに解いていき、時間切れになったこと、リスニングを完全に諦めたことが敗因です。本来英語のリーディングとリスニングは100:100なのに対し、志望校は160:40に換算するのはラッキーと思いリスニングは捨てたのですが、結果的にリスニングの方が高得点で、英語の換算後の得点が目減りしているのが恥ずかしいところです。志望する国立大学は共通テスト成績を500点に、加えて音楽系科目の500点を合わせた1,000点満点で合否判定され、その合格ラインは800点とも言われており、今後の逆転合格はほぼ不可能な状況となりました。

楽器や声楽の演奏力が皆無で音楽理論にも無知な私が、さほど強くないイントロクイズ力だけで音楽大学に入るという野望から始まった受験計画ですが、ここで今年度の志望校受験は断念せざるを得ないという結論に達しました。いろいろ気を使ってくれた方の期待に応えられず申し訳ありません。

しかしもともと一発で合格できるとは考えておらず、3年かけて何とか潜り込みたいと思っていたので、あと2年はチャレンジを続けていきたいと思います。

閑話休題。本ブログの最初に設定した志望校の条件は、1.音楽専門、2.自宅から通える、3.学費的に国公立、4.学力だけで(多分)受け入れてくれる、の4点で、それを満たすのが唯一、○○大学音楽学部○○○○○○科だけと述べてきました。ここへの合格を引き続き目指す意思は変わりませんが、上記4条件のうち2,3を諦めれば今回の共通テストの成績で入学できそうな音楽系大学が存在します。合格できるかできないか、合格できたとして実際に入学するかしないかはしばし横に置いておき、イントロクイズで音大に合格するという実績をまずは獲得したいと思います。引き続き生暖かく見守っていただければありがたいです。

鬼よ笑え

 現在のところ、共通テスト科目の英語(リーディング、リスニング)、国語(古文・漢文含む)、社会(政治経済)の3教科に全力投球という状態であるが、これで1,000点満点中の500点に過ぎない。残りは「音楽」「小論文」と本人パフォーマンスを含む「面接」の音楽系科目500点と合わせて合否判定される。合格ラインは800点くらいと推定されているが、定員である20人の20番目の点数を取らなくてはならない。当初の作戦では、共通テストで9割=450点取り、音楽系で7割=350点を積んで逃げ切ることを目論んでいたが、英語がネックとなりまず無理な状況である。

 そこで早くも2025年入試に向け音楽科目を強化しようと首都圏には2つある音大系予備校の一つに資料請求したところ、丁寧な返信メールをいただいた。要旨は以下の2点。

・一次試験に課せられる「音楽」は、高校音楽教科書程度とされているが、実際はいわゆる「楽典」といわれる広く深い音楽を中心とした各種知識を準備する必要がある。

・小論文は一般的な内容求められているのではなく、音楽学的な、音楽的社会学的な、音楽&社会の歴史的な、論拠を以って論じるもの、つまり小論文の書き方云々ではなく論拠に対する学びが必要前提となるため「音楽学」の専門家の論文指導は必須。

 以下、だから当校のレッスンを受けるべきとのセールストークに続いていくのだが、60歳手前の受験者に敬意を払いつつ真摯なアドバイスをしてくれるこの学校は信頼できると思った。私としては、金がないから私立は無理で国立のみ受ける前提があり、かなりお高いこの予備校には通えないのだが、いよいよの段階になればスポット的にレッスンを受けてみたいと思う。

ざもざも58歳、不倫する

(前回、勉強からの逃避でよくわからない初恋話を書いていたが削除しました) 

 年が明けた。平和で安寧な年になればと祈っていたが、いきなりの災害で今年も社会不安は続くのだろう。私は私なりに祈りつつ自身の戦いに挑む。

 以前の記事で、社会(公民)の選択科目は、最初によく調べもせず新教科「公共」を選び、参考書も買ったが、現在の高校2年生から始まった科目で今年の共通テストには出題されないという凡ミスをやらかした末に、高校時代の得意科目地理よりも、30年を超える社会人経験で培った知識で、覚える必要ある内容が少なそうだという理由で「倫理・政治経済」を選択することにすると書いた。英語と古文・漢文に苦戦し後回ししてきたが、12月中旬からまず政治経済分野から取り組み始めた。一般常識とクイズ知識と公務員経験のベースがあり、そこそこに仕上がってきたが、ふと設定科目を見返すとこの科目「倫理」「政治経済」「倫理・政治経済」「現代社会」があるのだ。「現代社会」は置いといて前三者はそれぞれ独立科目と合体科目があるのかあらためて調べたら、難関国公立大学の一部で「倫理・政治経済」セットを受けることが求められていて、私の志望校を含む多くのところはセット科目でなくてもいいということに今更気づいた。とりあえず手付かずだった「倫理」をやらないことにする(これぞ不倫!)。問題は「現代社会」。内容を見ると「政治経済」で覚えるべきことと文字通り現代の社会の諸相が加わっている。共通テストへ制度変更した目的の一つ知識だけでなく思考力を求める問題には、こちらの方がより対応できそうな気がする。必ず出るグラフ解読問題は政経だと実質経済成長率の面倒な計算が出そうだが、「現代社会」のビジュアル問題はクイズ知識でうまく対応できそうな気がする。

 とりあえず「倫理」は捨て、「政治経済」をメインに据えるも「現代社会」の問題をいくつか解いてみてこのどちらかに決めよう。本番12日前にこんな行き当たりばったりなことをやっているのは自分だけだろう。

共通テストまで1か月を切る

直前模擬試験的なものを受けてみたが、国語現代文と倫理、政治・経済が水準以上をとるも、古文漢文、英語が全国平均を下回る惨状。特に英語リスニングはまるで聞き取れない。まあ受験予定校はリーディング:リスニングを本来の100:100から160:40に換算してくれるのでまだ何とかなりそうだけど、そもそもリーディング自体ができていないので換算値もたいして変わらない。

月極めで利用している学習室は、雑居ビルの1フロアを改装しているので、数センチの段差がところどころあり、毎回同じ場所でつまずく。そしてエレベーターに乗ると2cmくらいスンと沈むのが怖い。でも、室内環境は快適で、何よりちゃんと勉強している受験生(隣の青年は私の母校の赤本を熱心に解いている)に囲まれると身が引き締まる。今日から本気出します。

英単語英熟語を10日で覚える

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共通テストの日までちょうど60日。ここまでほぼ何もやらずにきたのは、自分の性質としてA一夜漬けに強い、一方でB覚えたらすぐ忘れるということがあり、忘却曲線的には60日くらいしか勉強したことが残らないことを悟ったためである。弱小プレイヤーである私の過去のイントロクイズ圧勝記録は、2019年夏の林哲司限定イントロ(2位にダブルスコア)と、2022年10月のソーダライト昭和限定イントロ(ボードパートパーフェクト)くらいだが、いずれもその年の夏を楽曲を覚えることに費やし望む結果を得たものの、現在ではほぼ忘れている。一般クイズでも今年10月のJQSグランプリ第3戦で、直前2週間みんはやのAランク問題をやり込み、時事を押さえてみたら好結果を得たがその後のクイズではさっぱりであった。

そこで共通テストでそこそこの結果を出さないと進めない音楽関連科目は置いておいて、この60日だけで英語、国語(古文・漢文含む)、社会(倫理、政治・経済)を合格ラインの下限とされる70%の得点を稼げるよう引き上げるという無茶な作戦を取ることにした。手始めは旺文社の「英単語ターゲット1900」と「英熟語ターゲット1000」を11月13日からの10日間で暗記してしまうというチャレンジ。それが可能と主張する受験系YouTuberを信じ、この2冊に完全対応して復習、進捗管理ができるスマホアプリ「ターゲットの友」を味方に1日4時間程度を割いて取り組みたい。私は本気だ。