Picnic at Xamoschi Rock

58歳無職おじさんの大学再受験日記

鬼よ笑え

 現在のところ、共通テスト科目の英語(リーディング、リスニング)、国語(古文・漢文含む)、社会(政治経済)の3教科に全力投球という状態であるが、これで1,000点満点中の500点に過ぎない。残りは「音楽」「小論文」と本人パフォーマンスを含む「面接」の音楽系科目500点と合わせて合否判定される。合格ラインは800点くらいと推定されているが、定員である20人の20番目の点数を取らなくてはならない。当初の作戦では、共通テストで9割=450点取り、音楽系で7割=350点を積んで逃げ切ることを目論んでいたが、英語がネックとなりまず無理な状況である。

 そこで早くも2025年入試に向け音楽科目を強化しようと首都圏には2つある音大系予備校の一つに資料請求したところ、丁寧な返信メールをいただいた。要旨は以下の2点。

・一次試験に課せられる「音楽」は、高校音楽教科書程度とされているが、実際はいわゆる「楽典」といわれる広く深い音楽を中心とした各種知識を準備する必要がある。

・小論文は一般的な内容求められているのではなく、音楽学的な、音楽的社会学的な、音楽&社会の歴史的な、論拠を以って論じるもの、つまり小論文の書き方云々ではなく論拠に対する学びが必要前提となるため「音楽学」の専門家の論文指導は必須。

 以下、だから当校のレッスンを受けるべきとのセールストークに続いていくのだが、60歳手前の受験者に敬意を払いつつ真摯なアドバイスをしてくれるこの学校は信頼できると思った。私としては、金がないから私立は無理で国立のみ受ける前提があり、かなりお高いこの予備校には通えないのだが、いよいよの段階になればスポット的にレッスンを受けてみたいと思う。