Picnic at Xamoschi Rock

58歳無職おじさんの大学再受験日記

「ガクサン」を読む

40年前の受験生当時を思い起こせば、勉強そのものよりも勉強法の研究を熱心にやっていた(当然身を結ばない)。優秀な人の勉強のやり方や使っている参考書を真似したり、エール出版の合格体験記を一生懸命読んでいた。ここから導き出されたことは、人それぞれで成功したやり方の再現性は極めて低いことを思い知らされただけであった。一浪の末、六大学の末端に滑り込んだのは幸運でしかなかった。そもそも漠然と文学・社会学(と観光)を学びたいくらいの浅い考えで、16歳の頃に聴いた久保田早紀「キャンパス街’81」の舞台であろう多摩地区の中央線沿線の大学(おおのさんの母校)を第一志望にしていたが、二次試験は受けさせてくれたというレベルで惨敗、次に具体的に行きたいと思っていた立教の社会学部観光学科も古文漢文やっていない分届かず、と現役浪人ともに同じ失敗を繰り返した。

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今回の受験決意から程なく、学習参考書オタクマンガ「ガクサン」が連載されていることを知り、単行本化されている3巻までを旅すがらkindleで読んだ。自分の受験に直結する内容ではないが、当時のことが思い出され懐かしかった。当時はたくさんあった大型書店をハシゴし、ベストの参考書に出会うまで立ち読みしていた自分に、1冊目の参考書をやっておけと今なら言いたい。マンガは面白いです。