Picnic at Xamoschi Rock

58歳無職おじさんの大学再受験日記

老眼!高齢受験者の最大のネック

毎年、志望校の赤本はあっという間に売り切れて古書市場で高値取り引きになるため、買い逃さないようにAmazonのサイトを「東京芸術大学 教学社」で毎日チェックしていた。ついに今週書影が出たので例年11月に発売されるのに早いなと思いつつすかさずポチッとした。そして昨日届いたものを見たら「東京海洋大学」の文字。2024の文字列に釣られて大学名を確認せずに買ってしまった。ギョギョギョ!

思えば40年前、高3の時に共通一次試験を受けたときの会場は海洋大の前身の一つ旧東京商船大学だったなと思い出した(翌年は東京大学の一番広い教室で報道用に試験開始前に公開されるところだった)。

とにかく問題は、細かい文字が読みづらくなっていることだ。すでに文庫、新書レベルの活字を読むことはは厳しくなっている。kindleで最大サイズにして読むのが普通になっているが、参考書、問題集に対応できるのだろうか?それを今悩んでいるのは我ながらいかがなものかと思う。f:id:xamoxamo1965:20231022073849j:image

一応受験します一応

全く需要のないこのブログ、3ヶ月更新をサボってしまいました。形式的手続きだけは進み、出身高校へ赴き卒業証明書および調査書を作成できない旨の校長名の文書を発行してもらい、共通テストの規定の受験料を支払い、願書を発送、そして共通テストに申し込んだ内容に誤りはないかの確認ハガキが届いたところで、来年1月13,14日の共通テストは受けられる見込みです。

しかし問題は、勉強をサボっていると書いていた前回ブログからサボり状態が続いていることです。英単語の一つも覚えていません。仕事を辞めれば余剰時間ばかりになり、暇つぶしに勉強をやるしかないと思っていたのに、自宅を留守にしている方が多いほどの旅行と、30年分積読状態の本を読むこと、夢見ていた起床時刻を定めない睡眠、イントロクイズ・イントロじゃないクイズ、その他あらゆる勉強よりも楽しそうなことで一日一日が勉強しなくても暮れていくのです。国内旅行は予定していたところはほぼ行き尽くし、プロ野球シーズンも終了したので、これから2ヶ月半は巻き返そうと思います。

あらためて志望校の入試科目は、一次試験が共通テストの英語リーディング&リスニング200点、国語(現代文・古文・漢文)200点、社会(政治・経済・倫理)100点に、高校レベルの音楽200点の合計700点、ここでぐっと受験者が絞られたのちの2次試験は、小論文100点、面接200点の1,000点満点で800点が合格ラインと言われています。

音楽的素養がまるでない自分としては、勉強すればなんとかなる共通テスト部分で9割とって、以降を平均点程度でなんとか乗り切る腹づもりだったのが前提が崩れつつあります。共通テストの結果があまりにひどければ、その後の受験は断念する可能性が高くなってきました。とりあえず300/500点をそのボーダーに設定します。

ここまで読んでくださる方はほぼいないと思うので、ぶっちゃけて書きますが、高学歴かつ教え上手の方が多いクイズ界・イントロクイズ界の優しく物好きな方は、音大に「イントロクイズが専門です」と徒手空拳乗り込む還暦目前のジジイ(zzi)に力を貸してください。お礼はします。

受験勉強を2か月さぼる

月の半分は旅に出るようになってから、受験勉強をしていない。正直、中学英語もあやしく、試しに解いた今年の都立高校入試も8割取れなかった。また、音楽のいわゆる楽典も現状さっぱりわからない状況だ。ではこの間何をやっていたかというと20世紀イントロ、特に90年代楽曲を覚えることだけある上級者の協力を得て歌い出しまで聴けばほぼわかるところまで来て、6月24日のソーダライト昭和&90年代限定イントロクイズスタンダードクラスでは、最後はへろへろになりながらも1位タイになれた(まあ、勝因はイントロとは関係ない部分ではあったが)。

で、わかったのが、学生時代と同様の興味あることへの集中力と一夜漬け力は落ちていないことだけだ。現在続けている国内鉄道再完乗と年内全25競馬場参戦も終わりが見えてきたので今後は受験勉強に集中したい。クイズ界やイントロ界隈に多い超高学歴の誰か、共通テストの英語が9割取れる方法を伝授してくれ。成功報酬ははずむから。

高校音楽の教科書を買う

志望校の一次試験科目には「音楽」があり、高校教科書程度の問題が出て、かつ共通テストの英語リーディング・リスニング200点、国語200点、数学社会理科から原則1科目選択100点にこの音楽200点が加わる。受験者中一番予備知識がないであろうこの科目を合格水準とされる8割は無理としても7割以上は取らないと相当厳しい。先に21,22年の過去問を見たが、いや教科書レベルではないでしょというレベルの難しさ。自分だけかも知れないが。

このため、たくさん出ている楽典や音楽史の解説書を読んでいこうと考えていたが、たまたま三省堂書店で教科書フェアをやっていて高校音楽の教科書を販売していたので買ってみた。3社あったうち、雑誌でなじみのある音楽之友社の「ON!」1,2巻(高校3年間で2分冊がデフォルトの模様、ただし新課程)をチョイス。2冊で1,000円強なので普通の流通ルートには乗っていないため気付かないがかなり安い。

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で、中身は歌ってみる、演奏してみる、鑑賞することが中心で、座学的な内容はコラムのような扱いになっている。自分も高校のとき美術・工芸との選択から音楽を選んだが、教科書があったことも授業の内容も覚えていない。ただ出席して期末テストの際、何か歌うか演奏すれば単位はくれた。歌う時は震えまくって酷かったことだけを覚えている。今回購入した教科書で学べばかなり楽しかったのではないかと思う。教科書掲載の楽曲は全部スマホで聴ける時代、楽典解説書と併用しながら対策していきたい。

共通テストの現代文参考書

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8泊9日の旅行中、遊んでばかりいるわけではなく、移動中や宿では共通テスト対策で「決める!共通テスト 現代文」という参考書を読んでいます。これまでのセンター試験から共通テストへ何のために変えたのか、その目的にそって論説文や小説に対する設問の解き方を論理的かつわかりやすく解説してくれています。私自身は40年前に共通一次試験を受けていたのでこの改革は関係ないのですが、当時の何となく正解を選ぶというスタンスから脱却する目から鱗の解説に感心しながら読み進めています。不安要素だらけの英語、古文漢文の上積みより、現代文を得点源にできそうです。

「藝大」の正式な名称について

前回から間が空いたが、また同じ画像を表示する。

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ヤフオクの出品を貼り付けただけだが、よく見るとタイトルの大学名が年によって異なっている。従前の「東京芸術大学」から2022年版以降「東京藝術大学」になった。「芸」の字が旧字体かどうかの違いだが、法的には「芸術」が正しいそうで、一方、大学側がそれ以前から「藝術」をもちいてきた。まあ格調高い感じもする。

日本大学芸術学部」も略すと「日藝」と表記されるのを見かける。「國學院大學」はこれが正式で、「學」まで旧字体なのは一貫性があっていい。母校の表記は「慶應義塾大学」だが、私は2年生の途中まで「應」の字を間違えて書いていたため、部活の公式戦のスコア表誤記で危うく失格になるところだった。余談だが、「慶應義塾大学」の英語表記は「Keio University」だが、「義塾」部分が消えているのは、「義塾」は私立大学の意味合いでつけられているため二重になるのを避けるためだそうな(伝聞)。在学中に先輩から、江戸っ子の先生が「ぎじゅく」と発音できなくて「ぎじく」としか言えなかったから省いたと信じ込ませられていた。

本来の受験ブログからどんどん内容が離れているのは勉強が捗っていないからです。中学英語に絶賛苦戦中!

 

高騰!過去の赤本

受験をする決意をする直前に、情報収集のため40年ぶりに教学社の赤本を買った。過去問は2年分しかなく、私には関係ないが実技系の科目があるほとんどの受験者はできるだけ遡って確保し傾向をつかみたいだろう。私が買ったのは2023年版で21年度と22年度の問題が掲載されている。今年出るはずの2024年版を買えば23年度の3年分を確保できる。特殊すぎる科目が多いため、私も10年分くらいは買っておこうかと相場を見たらえらいことになっていた。転売ヤー恐るべし。

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受験予定の学科にのみ課される「音楽」の学科は高校1〜3年の音楽の教科書レベルと要項には記載されているが、そもそもそれの入手が困難である。楽典については音大受験者には知らない人がいない通称「黄色い本」こと「楽典 理論と実践」が必須と言われるが(まだ買っていない)取り上げられなさそうな内容も多そうで、過去の問題傾向に基づいた効率的には向いていなさそう。

楽典―理論と実習 https://amzn.asia/d/5ec77qe

さて、3月末をもって、古巣でのバイト期間が満了となり、4月からは本物の無職となった。やめて1年はのんびり&旅行三昧と考えていたが、元同僚の誘いを断れず、12か月中7か月働いてしまった。◯◯個人情報を扱うミスが許されない職場だったが、正直東京都の最低賃金より10円高い時給で働くのは割に合わない仕事だった。今年度は原則働かず受験勉強に専念することになるが、趣味の(イントロ)クイズ、国内旅行などは続けていきたい。